◇パンタグラフ◇~交通小話~1

斜めな通りの謎



アプリのお膝元、三条通商店街。
その西端の千本三条から四条大宮を結ぶ「後院通(こういんどおり)」。

阪急大宮駅からアプリまで徒歩10分程度で来れるのも、この通りがあるおかげ?

京都は碁盤の目で有名な街。その中で唯一?の斜めの通りがこの後院通。

なんで? なんでここだけ斜めなん?

・・・後院通の中ほどにある市バスの「壬生車庫」。その壬生車庫の位置が謎を解き明かすヒントになります。

そもそも市バスの車庫は、大抵が「元」京都市電の車庫だった場所なんです。市電が廃止され、バスの車庫に転用された・・・ということなんでしょうね。

壬生車庫が、後院通に接する壬生の地にあったということは、市電が後院通を走っていた、ということになります。市電が走る為に後院通が出来たんですね。

じゃなんでわざわざ斜めにしたんでしょう?

・・・ホンマは、こうしたかったんです。
↓図の青いルートのように。
後院通 

ところが、千本通の三条と四条の間の地域が木材の集散地やった事が、事をややこしくしちゃいます。
この辺の木材業者らは千本通りの西に沿って流れる西高瀬川の水運を利用してました。
当時は千本通りを挟む両側に木材業者らが軒を連ねていたハズで、今でもこの界隈には木材業者が多く残ってます。
当時の木材関係の方々が反対したのかどうか分かりませんが、その間の千本通を拡幅して、つまり千本通の幅を広げて市電の線路を敷く・・・ことが出来なかったと・・・。

ということで、千本三条から四条大宮をショートカットする形で斜めの通りを新たに作り、同時にそこに市電の線路を敷設した・・・。
現在の千本通が三条を境に幅が変わり、メインルートとして後院通に繋がるのは、その時の名残ということですかね。

今ではこの辺の千本通にも、後院通にも、市電が走ってた名残は感じられませんが、過去にはそんな経緯があったんですね。

・・・


今日のパンタグラフ【PS17】↓
PS17-2.jpg 
 




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